えて助。です。
↓ブルームバーグニュースより
保有する日産自動車の株式の売却に動く可能性がある。
これは両社の緊張関係の緩和を後押しする第一歩となるかもしれない。
1週間にわたり波乱が続いたルノーが、
日産と株式保有を巡り新たな合意を結ぶ可能性をアナリストらが指摘した。
同社は11日の取締役会でティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)の
解任を決定した後、17日に通期利益見通しを下方修正し、それを受けて株価が18日に急落。
同社が業界の不振に対していかに準備不足であるかが明らかになった。
「ルノーはバランスシートを保護するために日産株を含む資産の売却を
検討する必要があるかもしれない」と
ジェフリーズのアナリスト、フィリップ・ウショワ氏がリポートで指摘。
配当引き下げの可能性や、弱いフリーキャッシュフローに関する懸念についても言及した。
日産株売却は両社の争いの核心にある不均等な株式持ち合い構造の
解決に大きく寄与することが見込まれる。
ルノーは日産に43%出資し議決権を持つ一方、
日産はルノーに15%出資するが議決権はない。
ルノーと日産の担当者に株式保有構造についてコメントを求めたが返答はない。
仏ルノーはゴーン率いる日産の恩恵を受けて生きながらえてきた企業です。
ゴーン氏逮捕以降も、そのルノーに日産が完全買収される可能性がニュースになっていました。
日産株は高配当で投資家に人気がある銘柄でした。
しかしそれは投資家を重視したものではなく、
大株主ルノーに利益を横流しする為に、なされたことだったのです。
ゴーン氏逮捕後、日産からのルノーとの提携見直しの噂、
そしてゴーン氏逮捕後の日産自体の不祥事。
日産自体の業績も「虫の息」になり、配当も激減することが見込まれます。
↓日産(赤)・ルノー(黒)の株価グラフです。
ゴーン氏の逮捕・日産の不祥事、日産だけではなく、
ルノーも同じように株価の下落が起こっています。
日産の影響をルノーも被ってしまっている状態です。
このような事態の中で日産・ルノー提携が上手く進むはずもなく、
ルノーの日産株売却のニュースが流れました。
ゴーン氏逮捕直後の世論では
国内有数の企業が、業績の良いまま買収されてしまうことに、異議の声が上がり、
政府としても日産の意志を尊重する考えでいました。
えて助。も買収には反対でした。
ゴーン氏が作り上げた強靭な組織が完成し、
今後も日産ブランドは成長するための力が備わった企業と考えたからです。
しかし今回のニュースでわかったことは、
日産に生きながらえさせてもらっていたルノーですら、
「日産=オワコン」日産を見切ったということです。
日産が、すでに虫の息なのか、それとも復活できる力があるのか?
それを判断するのは、日産のこれからを見なければ分かりません。
ですが復活へに道は、「イバラの道」であることに間違いはありません。
日産にとっても、ルノーにとっても今後の見通しに良いニュースが無い。
日産以上に終わっているんのは、日産株に飛び付く「情弱投資家」達です。
株価急落に伴い、数値的には「高配当」となっている事に「儲かる」と、
そして、「日本の日産」だから絶対復活するし潰れないだろう。と考え
株を購入する人が後を絶たません。
↓9月のSBI証券での初取引銘柄ランキング
(爆)笑ってしまうでしょう?
このままでは日産は潰れてしまうのでは?と心配になってしまうのに
その企業が第1位ですよ?
いかに情弱投資家が多いかが分かります。
ミスミスお金を捨てているようなものです。
ではでは〜。
今、日産買うような人、投資やらない方がいいよ。。。。