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政府、NISA恒久化見送り:ふざけんなって!

▼サンケイビズのニュースより。

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政府、NISA恒久化見送り 富裕層優遇批判で困難と判断
 


政府、与党は16日、期限付きで導入された少額投資非課税制度(NISA)について、
恒久化を見送る方針を固めた。
恒久化は金融庁や証券業界が求めていたが、現行制度は富裕層への優遇だとの指摘もあり、
認めるのは難しいと判断した。
 
一方、廃止すれば株価に悪影響を与える恐れもあるため、
制度設計を見直した上で時限措置で存続させる方法を模索する。

若年層など幅広い世代に資産形成を促すために創設された
長期積立枠「つみたてNISA」は期限の延長を議論する。
金融庁と財務省が詳細を詰めた上で、与党の税制調査会で検討し、
年末にまとめる2020年度の税制改正大綱に反映させる見通しだ。

14年に創設されたNISAは株式や投資信託の売却益などが
非課税になるのが利点で、年120万円を上限に5年間まで投資できる。
今年6月末時点で1161万口座が開設され、一定の支持を集めるが、
利用者は裕福な高齢層が多く、短期売買に使われているとの指摘もある。

つみたてNISAは18年に導入され、
投資枠が年40万円で投資期間は20年間だ。
開設口座数は147万にとどまるが、若年層にも浸透し、
長期的な資産形成の手段として評価されている。
ただ、新たに投資できるのが37年末までで、
今年から始めると19年間、来年からだと18年間と
投資期間が短くなる問題があり、
期限を延長して20年間の投資期間を確保するかどうかを検討する。

   

えて助。です。

投資家にとっては大事あニュースがありましたので、取り上げます。
一言で言うと、政府の見解がクソみたいな(怒)ニュースです。

最初に「NISA」と「つみたてNISA」の違いについて。
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「NISA」と「つみたてNISA」の年間の投資枠内の
投資は、「非課税」になり、利益が出た分にも税金がかかりません。
また、NISA枠では、株式、ETFの購入手数料も掛からなくなります。
国が国民の老後を見切れなくなることが分かっているので、
投資を根付かせ、国民自らが作った資産で、生活、老後を
生きて行かせるために作った政策です。

イギリスでは、この制度が恒久化されていて、
国民が投資によって、自ら資産形成していくことが
当たり前の社会になっています。

えて助。は現在、「NISA」口座で投資を行なっています。
えて嫁にも投資口座を、こちらは「つみたてNISA」で積立投資しています。

過去、えて助。自身の口座も
NISAにしたり積立NISAにしたり、
投資商品を変更するため、証券会社を変更したり、紆余曲折やってきて、
今はこのスタイルで落ち着いています。

著名な投資ブロガーの方々は、すでに資産を築かれているので、
NISA枠 120万円/年の枠なんかすぐに使い切って、
それ以上の投資を行っていらっしゃるようですが、
えて助。を含め投資初心者には、120万円はかなり大きい枠です。
年間の投資枠としては十分すぎます。
これが非課税枠として使えるのですから、投資を行うには、非常にありがたい制度です。

一方、つみたてNISAは、購入できる商品が投資信託のみと、
「投資」をするには、少し使い勝手が悪いのです。

金融庁・証券業界は「NISA」、「つみたてNISA」ともに恒久化を望んでいました。
国民にとっても、悪い話ではありません。

しかし政府は、「NISA」は富裕層への優遇措置だとの指摘もあり
恒久化を見送るようです。

馬鹿ばっかり!(゚д゚)、ペッ
終わってます。(_´Д`) アイーン

富裕層の優遇措置になるのであれば、
所得、資産による利用者制限を儲ければ良いのです。

というか、富裕層は、いくらでも資産を増やす術があるのです。
なぜなら、原資の「資産」とお金を増やすための「金融リテラシー」を持っているから。
NISAが富裕層の優遇措置になったのではなく、
富裕層がNISA制度を理解して、有効に利用しただけです。
マス層、低所得者層の人間も、同じように利用すれば良いのです。
ただ、原資が少ない分、富裕層に比べ資産形成には時間が掛かるとういだけです。
そして、何もしない、行動を起こさないのは、本人の責任です。

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 なんで非課税措置をやねちゃんだよ〜!となげく。。。

いつまで、突出した者を叩くことを良しとする気でいるのでしょうか?
社会は富裕層がいて、マス層、低所得層とピラミッド型を形成していますが、
資本主義社会では、こうなるシステムなのです。

では、富裕層が悪、で低所得層が正義なのか?
資本主義社会において、富裕層は、莫大な税金を納め社会を支えています。
富裕層から富を取り上げれば、その他の層がその分裕福になる。なんてことはありません!
マス層、低所得層が社会を支えているように、富裕層も社会を支えています。
富裕層を潰せば、経済社会自体が潰れてしまいことになります。

特に、今後の日本では、経済を支えていく為、社会全体が投資して
経済を支えていくようにして行かなければならないのです。
イギリスは生産人口などではすでにピークは過ぎていますが、
投資することが国民全体に浸透しており、それで経済を維持しています。

なのに、自国の資産を産むコンテンツを潰そうとするばかりです。
このままでは国民を支援することが出来ない、枯渇した国になってしまうでしょう。

NISAにおいても、同じことです。
この制度を利用して、さらに富を増やす富裕層はいるかもしれませんが、
恒久化を辞めることによって、
マス層、低所得層の国民が、資産を築くための選択肢を狭められてしまうことが
大問題なのです。

国は本当に国民一人一人に、幸せに生活を送るための
資産形成をして欲しいと考えているのであれば、
国民それぞれに合う投資方法の選択肢として
「NISA」「つみたてNISA」の両方を恒久化すべきではないでしょうか?

いつまで、「お金を稼ぐ」ことが悪いこと
という、くだらない感覚を持ち続ける社会なのでしょう?
そんな価値観が残った社会だから、国民の所得金額が20年間も上がらず、
先進諸国から取り残されてしまっているのです。

情けない国だと感じてしまいます。。。。。

ではでは〜。

お金=悪、の感覚、それが常識と感じる社会がすでに負け組。。。

 

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